牧場主兼トレーダーの生活

ロンドンで提携交渉を進めていたITベンチャー企業の社長が、その友人の牧場主を紹介してくれた。ロンドン郊外に広大な土地を持っていて、主に肉牛を放牧で飼育している人。口髭を生やした強面のおじさんで、映画の悪役スターを思い出させる風貌である。
この人は、証券のトレーダーという別の顔を持っていて、牧場を営むかたわらで、シティ(ロンドンの金融街)へも出掛けて、株などの売買をしている。牧場の仕事をするか、ロンドンに出掛けるかは、その日の天候や気分によって決めているらしい。デイトレーダのように、コンピュータで小刻みな売買をするのではなくて、中長期の取引をしているとのこと。グローバルな大手のG証券会社の幹部に人脈があるようで、業界深部の情報が入手できるんだろうと想像される。
牧場にも招待いただいて、貴重な体験をすることが出来た。なだらかに広がる丘陵地帯に牛がのんびりと草を食んでいる。うまやもあって、数頭の馬がいる。馬のくせに太っている、白のポニーが可愛かった。
牧場主兼トレーダーといのは、日本では想像できないライフスタイルだと思う。

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