フランス人的ユーモア

フランスの企業と接するとき、アメリカ、イギリスなどの英語圏とは文化の違いを感じることが多くある。
あるIT企業との提携交渉でパリの事務所を訪問したとき、コンピュータ・センタを見学することになった。集中監視室や予備電源設備など、その会社が自慢している設備の見学である。
車に乗って目的地へ向かおうとしたとき、先方の責任者の人がすごく真面目な顔で話しかけてきた。コンピュータ・センタの所在地は重要な企業秘密で、道順を覚えるといけないから、これから目隠しをするという。結局は冗談だということで皆で大笑いをしたけれど、一時はかなり真剣な口調で本当に目隠しされそうになった。
フランス人は、何か打合せとかイベントとか、それが真面目なものでも(むしろ真面目なものであれば尚更に)、ジョークを予め用意しているようだ。また、それがとても重要なことと扱われているように感じる。
日本でいうと、関西人のユーモアのセンスに近い気がする。

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